私たちは、ほめてもらえることがとても大好きで、また次も、ほてれられるようにしちゃいます・・[
犬は飼い主にほめてもらうことが大好き
犬は私たちが思っている以上に人のことを理解しています。犬にとって、大好きな飼い主にほめられることは、何よりもうれしく思っています。犬をほめればほめるほどに絆が強まり、信頼関係ができあがります。ほめることはとても大切なことです。どんな小さなことでも必ず声をかけてほめてあげましょう。
飼い主のことをとても大好きになり、どんどん良い子になる
【トイプードル しつけ方【基本を教えます。】】の記事内
【4 アイコンタクトの練習】でもご紹介したとおり、犬とアイコンタクトしながらほめて、あなたのことちゃんと見ているよ・・大好きだよ・・と伝えて愛情を示してあげれば、犬は飼い主に好意を返してくれるようになり、信頼関係が生まれます。
ほめられ続けてくると、犬は飼い主からのほめ言葉を待つようになり、いつも飼い主を注目するようになります。いろいろな場面で指示が伝えやすくなり、無駄吠えや問題行動も予防できるようになっていけると思います。
更に、犬は自分の存在を肯定してもらえることを理解し、精神安定につながり、適度に自立した犬になっていき、飼い主との信頼関係が強固になるので、一人でお留守番もできるようになっていくはずです。
毎日がイキイキしてくる
大好きな飼い主にほめられると犬はうれしくなり、またほめられたい・・と思うようになり、イキイキして、しつけや遊び、技(芸)の習得などに挑戦するようになり、トイプードルたちとの楽しい日々を過ごせるようになると思います。
ほめ方の基本
叱るのは難しい
叱る場合は、人にとって犬がいけないことをしてしまった時だと思いますが、犬がいけないことをしてしまったその時とはどんな時でしょう。
以前、次のような話を来たことがあります。
犬が、色々な粗相をしてしまったその時とは、行動を起こしてしまった過去であるということ・・このことを聞いたとき、私は、行動を起こしてしまった過去のことを叱る、又は注意を促すということを犬が理解できるのか・・その場で叱る・・のその場とはというどこのところを指すのでしょうか?
私たち人にとってのその時と、犬がいけないことをしてしまったその時の感覚は、少し違うのではないかと感じました。
ですから、人と犬とのその時の感覚が違うのであれば、叱るのではなく、良いところを見つけて、ほめることで理解させて行くことを心がけていくようにする方が良いと思います。
犬へかける言葉は出来る限り【ほめ言葉】 にしよう
犬は人のように複雑な会話は理解できませんが、お座り・お手・待てのように短い言葉は理解できます。従って、いい子だね・・ すごいね・・ えらいね・・など、短い【ほめ言葉】で、なるべくゆっくり、一言一言を丁寧に伝えるように意識して何度も本気でほめれば理解するようになります。
ほめ方のこつ
アイコンタクトの要領で、緊張させたり、威圧感を与えないように、優しい目で見て【ほめ言葉】を使ってほめてあげましょう。
犬は耳がいいので大声は避けて、聞こえる程度の大きさで大丈夫です。あまり大きな声でほめるとびっくりさせてしまい逆効果になってしまうかもしれません。
普段、人との生活の中で、チャイムの音、雷の音、見知らぬ人との会話など、犬にとっては刺激が強いものばかりですが、刺激の強いものに対して犬が吠えずにいられたら、そのタイミングで穏やかにすぐほめてあげましょう。繰り返してほめてあげることで刺激が強い音などでも不安を感じにくくなり、吠えたりすことの予防にもなります。
当たり前にできていることでも声をかけてほめてあげましょう。
たとえば、名前を呼んで私の横に来たときに、いい子だね・・、食事を与えるときに、ごはんだよ・・お座り・・待て・・と声をかけ、食べ始める前に、ゆっくり食べるんだよ・・などと言いながらほめてあげる、朝の おはようで、一人で寝れていい子だったね・・、夜の おやすみで、一人でいい子で寝るんだよ・・ など、普段当たり前にできていることでも、出来る限りたくさん声をかけてほめてあげましょう。
更に、おもちゃなどで遊んでいるときや、散歩で一緒に歩いているとになどに、楽しいね・・ などと声をかけて、一緒に行動している時間が楽しい・・ ということを感じるようにさせてあげて下さい。
ほめ方を引き立たせる方法
留守番をしていて飼い主の私たちが帰宅をして、吠えて問題行動をしている時には無視をして対応しないでください。この問題行動をしている時に相手をしてしまうと、吠えれば相手をしてくれると覚えてしまいます。吠えなくなって落ち着いてから、優しく声をかけてほめてあげて下さい。
犬が何かに失敗したときは、犬の気持ちに寄り添って、大丈夫、また頑張ろうね・・ などと励ましの言葉をかけて、また次に頑張ろうという気持ちにさせてあげて下さい。
まとめ
犬をたくさんほめることは大切なことです。しかしどんな時もほめるのではなく、ほめるべきタイミングをしっかり見極めてほめてあげるほうが、犬もわかりやすく効果も上がり、表情も穏やかになっていきます。
問題行動をしているところは無視をし、ほめるところはしかっりほめ、ご家族皆さんで、トイプードルとの楽しい日々を過ごせるようにして下さい。
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